お酒は飲めないけど、居酒屋は大好きなYasuです。
今回は、自分でも使っているAndroid 2Dゲームに特化したゲームエンジン(ライブラリ)である、AndEngineの概要をまとめてみました。

AndEngineとは

AndEngineはNicolas Gramlich氏によって開発されているAndroid向けの2Dゲームのみを対象としたゲームエンジンです。
AndEngineはOpenGLベースで開発されているため、回転や拡大縮小などの効果も軽快に描画する事を実現しています。

AndEngineのメリット

  • ゲーム以外のアプリでも利用するActivityの一部にゲームを描画する形になる為、広告解析など、アプリ向けのサードパーティ製フレームワークの追加が用意である
  • アニメーションやタッチのハンドラ、ループ処理、画面遷移など、使いやすいクラスが揃っている
  • 言語がJavaである。新たな言語を覚える必要がない
  • 開発、コミュニティが活発である
  • 無料である
簡単・便利・無料の3拍子が揃った素晴らしいフレームワークですので、AndEngineを利用しない手はありません。
これまでにJavaでAndroidアプリを作ったことがある方でしたらその延長のようなイメージですんなりと入っていけると思います。

参考書籍より引用 : AndEngineでつくるAndroid 2Dゲーム
無料で、2Dゲームに特化したゲームエンジンもいくつかありますが、自分で触ってみた感じではAndEngineは開発しやすい印象でした。
AndEngineは非常に少ない工数でアニメショーンやイベントを実装できるので、覚えてしまえばかなり楽になるのではないでしょうか。

AndEngineのライセンス

AndEngineはLGPLライセンスです。
詳しくは参考URLをどうぞ。

AndEngineのダウンロード

AndEngineのダウンロードは以下のリンクからできます。
この辺りは、次回に詳しく説明します。

参考サイト


AndEngineを使う際の注意点

参考サイトの「AndEngine - Forums」はAndEngine開発についての掲示板ですが、英語になります。
私は、AndEngineでの開発につまった時このForumを翻訳しながら、調べてはいますが、翻訳では微妙なニュアンスも伝わりづらく、限界がありますし、日本でそれほど浸透していないのか、日本語での解説が非常に少ないです。
日本語での書籍も、知っている限りでは1冊しか出ておらず、AndEngineの全てが書かれている訳ではありません。
最初は、Forumを翻訳しながら色々学んいく…という所が辛かったですね。

ですが、基本さえ抑えてしまえばかなり使えるフレームワークですので、今後は色々つまった所や、開発の手順などを紹介していきます。